一人ひとりの個性にあった「自立」を支えたい
私たちの一番の役割は、障がいをもつお子さんが将来自立した生活を送れるように支援することです。
「自立」といっても人それぞれです。
就労、他人とのコミュニケーション、生活スキル、環境順応・・・さまざまな自立があります。
障がいは人によって異なりますから、それぞれが思い描く「自立した未来」も違ってきます。
ですから、私たちは個別自立支援計画を作成していきます。
例えば、うまく他人とコミュニケーションがとれないお子さんは、スタッフやお友達との毎日の挨拶から始めます。
自分に何が必要で、何をして欲しいかを他人に伝えることはとても重要です。
将来「自分には手助けが必要だ」ときちんと言うことが出来ることも「自立」の一つです。
重症心身障がいのお子さんは、新しい環境や人に慣れるまでに時間がかかる傾向が強いため、保護者さまが何らかの事情で介護を出来ない状況になった場合、とても不自由な思いをすることになってしまいます。
子どもの時から練習し、一人の時間、様々な環境や人に慣れておくことも「自立」なのです。
一人ひとりの障がい=個性とうまくつきあい、本人の気持ちや保護者様の思いを大切に自立への一歩を踏み出すお手伝いをいたします。